「小さきものたちの神」「誇りと抵抗―権力政治を葬る道のり」アルンダティ・ロイ

小さきものたちの神
誇りと抵抗 ―権力政治を葬る道のり (集英社新書)

「小さきものたちの神」アルンダティ・ロイ

なぜかわからないけど、ページが進まず読むのをあきらめた。文章が頭に入ってこないというか、滑り落ちる感じ。

「誇りと抵抗−権力政治を葬る道のり」アルンダティ・ロイ

バラバラの内容のものが寄せ集められた印象を受けた。アメリカの大学での講演を基にした稿、ノーム・チョムスキー氏の新刊への序文、BBCラジオで放送された15分のエッセイなど。自分の肩書が作家だったり、活動家だったりすることへの違和感や、インドではダム建設のために3000万人もの人が立ち退きを強制させられたことなど、つながりがあるとは考えにくいことが次々出てきて、本全体から発信されるメッセージがないのか、あるとしてもわかりにくい感じがした。どういう意図の本なのか、私には理解できない。