ネイティブ・アメリカンの教え

昨日も貼ったけど、頭から離れない言葉の数々。。 中でも「食べること」に関して、これ以上の言葉はないと思う。

最後のインディアン“ストーキング・ウルフ”の言葉

この地上で生きているものは、みなものを食べなければならないことを、まず理解しなさい。

生きるためには大地からのものをもらわなければならない。

どのようにしてもらうかによって、害悪になるかケア・テーカーになるかが決まるのだ。

自然の恵みを受けるときは、まずそれを賛美し、心で深く感謝しなさい。

私たちが生きる ためには、ほかのものの命を犠牲にしなければならないからだ。

自然を破壊するのではなく、自然に利益をもたらすように、心して命をいただきなさい。

未来のことを考えて、子どもや孫にすばらしい財産を残すことだ。

自然の創造物を、もっと立派な形にして後世に残さなければならないのだ。

そうすれば私たちは大地のケア・テイカーとしての運命をまっとうしたことになる。

(コヨーテ・サンダー)


ケア・テーカーは世話人とか面倒をみる人の他に、大事にするという意味もある。 私達の命を繋ぐ食べものを与えてくれる大地を、人間は大事にしているだろうか。 賛美し、感謝するどころか、破壊ばかり、搾取ばかり、利用ばかりしていないだろうか。 大地に血を流し、銃弾を撒き、地雷を埋め、山を崩し、動物達をかつての住処から追い出している。


大地を傷つけることは、結局人間を傷つけることになる。 人類は既に深く傷ついている。 ここから、今から、気がついて、変わっていくしかない。